11月19日(月)、五十嵐令子初出演映画「夕映え少女」の完成披露試写会が、東京・京橋の映画美学校で行われた。
この映画は、東京藝術大学大学院映像研究家専攻二期生約30名全員が参加し、劇場一般公開を目標に制作した作品である。
企画・資金調達・スタッフ編成・キャスティング・撮影・ポスプロ・宣伝など、映画製作上のほぼ全実務を、
学生たちが行った。
原作者である川端康成自身を思わせる主人公・瀬沼が、一枚の絵画に導かれ、海岸の保養地に赴く。
そこで見たのは、あの絵画に描かれた夕映えのように美しい少女の姿と、それに憧れる大人の女性たち。
胸を患って静養している少年と、少女とのかなしい恋愛は、やがてロマンに向かって突き進む…。
落ち着いた、しかし確かな歩幅で彩られた本作はタイトル通り、プログラムを象徴したスケールのある美しい風景映画。
五十嵐は「映画は初めてだったのでわからないことばっかりだったのですが、
スタッフの方々に優しく教えてもらえて本当に楽しく撮影が出来て良かったです。」とコメントした。
文豪・川端康成の初期短編集から、女性の心裡を描いた傑作4本を原作にとり、オムニバス映画化。
山田麻衣子主演の10代の女性が許婚を親友に譲ろうとする不思議な心理を描いた『むすめごころ』。
三村恭代出演の浅草の歓楽街で生きる三姉妹の力強くも粋な絆を展開した『浅草の姉妹』。
恋人の焼死を目撃しながらも、一人で生きていくことへの決意を固める20代女性を描いた『イタリアの歌』。
宝積有香、五十嵐令子出演の『夕映え少女』が同時公開される。
2008年1月下旬 渋谷・ユーロスペースにて公開